バデューゴの二刀流挑戦の大きな壁
二刀流挑戦
バデューゴが2023年までに二刀流に挑戦するという報道が出ました。
バデューゴはアマチュア時代に投手もしていたみたいで、ドラフト時にどっちとしてキャリアをスタートするか悩むほどの投手だったそうです。
最終的には外野手としてキャリアをスタート。
マイナーでも登板はした事がないそうです。
バデューゴが二刀流をする希望としては「先発」としてではなく、「リリーフ」が希望だそうです。
二刀流枠「Two-WayPlayer」の条件
2020年から「Two-WayPlayer」という通称二刀流枠がMLBに出来ました。
その条件が同一シーズンに
- 20イニング以上の登板
- 野手として20試合先発出場する
- 投手、野手それぞれで3打席以上立つ
の3つをクリアすれば「Two-WayPlayer」となるみたいです。
2021年開幕時、大谷は「Two-WayPlayer」では無かった!?
「Two-WayPlayer」は大谷が作ったと言われている制度ですが、実は2021年開幕時点では大谷は「Two-WayPlayer」ではありませんでした。
その理由は2020年の登板イニングが1.2イニングしかなく、20イニング未満だったからです。
ですので2021年のシーズン中に20イニング以上を達成し、上記3つの条件をクリアして「Two-WayPlayer」となりました。
「Two-WayPlayer」のメリット&デメリットは?
「Two-WayPlayer」のメリット
「Two-WayPlayer」のメリットは怪我した際にMLBで野手として出場しながら、マイナーで調整登板が出来る事が大きなメリットだと思います。
「Two-WayPlayer」のデメリットは?
「Two-WayPlayer」のデメリットですが「Two-WayPlayer」になってからは特に大きなデメリットは無いと思います。
ですが「Two-WayPlayer」になる前に大きな壁がある事がデメリットになるかもしれません。
バデューゴの二刀流挑戦の大きな壁は?
ここからが本題です。
バデューゴの二刀流挑戦への大きな壁。
「Two-WayPlayer」のデメリットで書きましたが「Two-WayPlayer」になるまでが大変です。
3つの条件をクリアすれば簡単なのでは?
と思った方もいるかと思いますが、実は結構あの条件を満たすのって大変なんです。
大谷がサクッとクリアしているのでちょっと感覚狂っちゃいますが。
新しいルール
「Two-WayPlayer」のルールが出来たと同時に新しいルールがいくつか加わりました。
2020年からロスター枠が広がっており、メジャー枠が26人なっています。
そして「Two-WayPlayer」に関係する主なルールなんですが
- 投手は最大13人登録出来る
- 野手が登板するには6点以上点差が開くor延長戦
つまり「野手登録」のままだと登板出来る機会がかなり限られてきます。
一応狙えば出来るでしょうが、難易度はかなり高いと思います。
ですので「Two-WayPlayer」を狙うなら「投手登録」から始める方が難易度は落ちます。
ですが、投手の登録枠13人の内の1枠をバデューゴに与える事になります。
もちろんバデューゴがリリーフとしてちゃんと投げれるのなら問題は無いでしょう。
二刀流の可能性としては0ではないですが「Two-WayPlayer」への壁が高いという事です。
それを簡単にクリアしたのですから改めて大谷の凄さを実感します。
バデューゴの二刀流が実現されたらぜひ見てみたいですね。
最後に「二刀流バデューゴ」を貼っておきます。
球種は他にも投げられるみたいですが、もし投手としてやるなら恐らく「スライダーとチェンジアップ」か「スライダーとカーブ」のどちらかを持ち球にすると思います。
今回は「スライダーとチェンジアップ」をメインにしてみました。