パワプロの守備査定にUZRを使用する時の注意点
以前に私がUZRについて勘違いしていた事を記事にしましたが「リンク」再度UZRについて自分が知っている範囲でちょっと記事にしたいと思います。
UZRが良い≠守備範囲が広い
これ結構勘違いされている方が多いと思います。
私がTwitterでUZRを参考に守備査定をしていると
「〇〇選手はUZRが△△だから守備は良いのではないか」
的なリプが飛んでくる事があります。
これは私個人の意見ですが
それは違う
と言っておきます。
UZRは「DRP」「RngR」「ErrR」「ARM」の合計値から算出されています。
DRP
「併殺」と訳される事もあり、併殺能力を測っている数値らしいです。
ただこの数値は選手個人の能力以外にも併殺に絡む選手の能力も絡んでくるみたいなので、参考程度です。
※外野手には関係無い
RngR
「範囲」と訳される事もあり、主に守備範囲的な意味合いらしいです。
私が守備査定をする時はこの「RngR」を見る事が多いです。
そして査定をする時はRngRと足の速さを見ています。
RngRが高くて足が速い選手は文句なしで高査定にします。
RngRが高くて足が遅い選手は少し高めに査定しています。
RngRが低くて足が速い選手は気持ち低めに査定します。
RngRが低くて足が遅い選手はかなり低く査定します。
ErrR
「失策」と訳される事があります。
失策すうによって変動しますので、私は守備率とこのErrRを見てから捕球を決めています。
ARM
外野手用の指標です。
走者の抑止力等から算出されていますが、これが直接肩の強さにはなりません。
実際にイチローでさえ2001年から2010年の10年間でARMがマイナスのシーズンが4回あります。
UZRは3年間で見ましょう
これは結構知られていない?
UZRを知った時に「単年ではなく3年間は見ましょう」という説明があったのですが、近年はUZRについてググっても3年間を見るという事が書かれていない記事が多いです。
まぁもしかしたらUZRの算出方法が年々改善されているのでもしかしたら「3年」という考えが古いという可能性もあります。
ではなぜそもそも3年見るのか?
1番の理由はサンプル数が少ないからです。
1シーズンだけでは圧倒的にサンプルが足りません。
ですので「3年間は見ましょう」という考えがあります。
なのでUZRのデータは3年スパンで見るようにしています。
ではパワプロでいうUZRとは?
これに関してはプロスピのがわかりやすいかもしれません。
近年のプロスピは守備適正がそのまま見れましたが、過去のシリーズだと
足力+肩力+守備+捕球+スローイング+その他守備関連の総合値が『守備総合』として表示されていました。
ですので実際の守備適正より高めに表示されていたはずです。
かなり稀に守備総合より守備適正のが高い選手はいました。
藤本(阪神)
スローイングと捕球が低すぎたので守備適正より守備総合が低く表示されてました。
ですのでパワプロだと
走力+肩力+守備+捕球+送球+その他守備得能
がUZRにあたると思います。
ですのでUZRが『良いor悪い』だけでパワプロの『守備』は判断出来ません。
まぁ自論ですけどね。
まとめ
パワプロの『守備』の査定をする時は『UZR』を見るのではなく、『RngR』と『走力』を見る事をおすすめします。