松井秀喜のラインドライブを考えてみる
ツイッター見ていたらとあるブログが流れてきたので見たのですが、記事にはパワプロの査定について書かれており、その1つの話題で
松井秀喜はパワーヒッターとラインドライブ、どっち?
的な事が書かれてました。
最初の感想
この記事を見て私は
松井秀喜がラインドライブ?
確かにMLB時代は完全なラインドライブヒッターではあったけど、NPB時代の査定だよね?
だったら「パワーヒッター」じゃないかな?
というのが素直な感想でした。
動画で確認
その後にやった事は実際に松井秀喜のNPBでのホームラン集の動画を観ました。
そこで感じたのは
恐ろしいほどの打球速度でスタンドに突き刺さっている
でした。
この「突き刺さっている」を見ると「ラインドライブ」なのでは?
と思うのかもしれない。
ただ「ラインドライブ」にしては打球角度は高い気もする。
そもそも東京ドームの高い壁の上、更に中段や上段にぶち込んだり、更には看板にまで当てている。
そういうのを打球を見ると「ラインドライブか?」となりました。
実際の打ち方
次に松井秀喜の打ち方に注目してみました。
松井は打球を打ち上げるというよりはレベルスイングに近く、ラインドライブ的な打ち方でした。
ですが、実際の打球は上でも触れましたが
「ラインドライブよりは打球角度が高い」
でした。
パワプロのラインドライブとは?
そこで今度はパワプロの「ラインドライブ」という特殊能力について調べてみた。
まずよく耳にするのは「弾道が2.5になる」と「芯判定が広がる」です。
ただ、正直この効果がどれほど出ているのかよくわかっていません。
理由としては自分がほぼパワプロ2020はサクセスしかしていないので、ラインドライブの打球をあまり見ていないからです。
次に検証動画を観たのですが、その動画を観て感じた事は
打球の飛距離の振れ幅は小さく結構飛距離は出ている
ただパワーヒッターと比較すると本数は減る
という事でした。
個人的に本数が落ちるのは予想通りでしたが飛距離については
「飛距離の振れ幅は小さく飛距離はある程度落ちる」
だと思っていました。
でしたので意外に飛んでいる事を考慮すると松井秀喜の「ラインドライブ」も有りなのかなと感じる様になりました。
ただ、検証動画は飛距離についてで「飛び方」の比較とかは軽く調べた範囲では見つかりませんでした。
ラインドライブとは?
次に現実の「ラインドライブ」の概念を調べてみました。
そこで興味深いのを見つけました。
「ラインドライブ=ライナー」
もしかしたらこの記事を読んでいる人の中には
「何を当たり前な事を」
と思っているかもしれません。
ですが私は違いました。
私の中でのラインドライブ
「打球角度はそこまで高くなく、バックスピンではなく、サイドスピン気味の打球で風の影響を受けづらい」
という認識でした。
それで調べたら私の認識はどうやら誤用になるらしいです。
ですがその誤用で認識している方もそこそこいるように感じました。
ラインドライブの定義
なのでまずは「ラインドライブ」の定義をちゃんとしないといけないと感じました。
「強いライナー性の打球」or「サイドスピン気味の打球」
どっちで話しをしているのかと。
松井秀喜はどっち?
凄く脱線しましたが話しを松井秀喜に戻します。
「強いライナー性の打球」を「ラインドライブ」とするなら松井は「ラインドライブ」だと思います。
ただ、あの打球が「弾道2.5」の軌道か?って言われたら個人的には凄くモヤリます。
ですので個人的には「パワーヒッター」にします。
どうしても「ラインドライブ」というと中距離打者のイメージが強いです。
NPB時代の松井は「スラッガー」だと思うので「ラインドライブ」が似合わないというのが個人的な感想。
まとめ
まとめになるかわかりませんが今回の件、そもそも「ラインドライブ」を調べていたらラインドライブの概念が崩れて最終的にはよくわからなくなりました。
という締めにしておきます。
本当に最終的には「似合わない」というお気持ちでしたからね……。