予想外のボストン・レッドソックス
開幕前の感想
今日は選手査定の話しではなく、7月28日を終えてのボストン・レッドソックスのお話しです。
正直今年のボストンは全然期待していなかったです。
理由としては投手がいなかったからです。
エースのクリス・セールがトミー・ジョン手術で復帰は後半戦からと言われていたので、開幕からは去年のローテに今年から加入のギャレット・リチャードの顔ぶれになると思っていたのですが、そのローテの昨年の成績を見たら期待は出来ないかなって。
一応昨年はコロナによる影響で全休だったエデュアルド・ロドリゲスと、昨年良いピッチングをしていたタナー・ホークに期待はしてました。
開幕してから
開幕してからは意外な事にタナー・ホークは3登板してからはマイナーに落ちて、今はリリーフで投げたりしています。
そしてエデュアルド・ロドリゲスはやや期待外れかなと。
ネイサン・イオバルディは期待以上の成績を残していますね。
下の図は7月28日終了時の先発登板有りの選手の昨年の成績と今年の成績の一覧です。
N・イオバルディ | N・ピベッタ | M・ペレス | ||||
2020年 | 2021年 | 2020年 | 2021年 | 2020年 | 2021年 | |
登板 | 9 | 20 | 5 | 20 | 12 | 20 |
勝ち | 4 | 9 | 2 | 7 | 3 | 7 |
負け | 2 | 5 | 0 | 5 | 5 | 5 |
防御率 | 3.72 | 3.49 | 6.89 | 4.51 | 4.50 | 4.18 |
イニング | 48.1 | 116.0 | 15.2 | 107.2 | 62.0 | 94.2 |
rWAR | 1.3 | 3.0 | 0.2 | 1.5 | 1.1 | 1.0 |
fWAR | 0.9 | 4.0 | 0.1 | 1.5 | 0.4 | 0.9 |
E・ロドリゲス | G・リチャード | T・ホーク | ||||
2020年 | 2021年 | 2020年 | 2021年 | 2020年 | 2021年 | |
登板 | 登板無し | 19 | 14 | 19 | 3 | 5 |
勝ち | 7 | 2 | 6 | 3 | 0 | |
負け | 5 | 2 | 5 | 0 | 2 | |
防御率 | 5.23 | 2.71 | 4.99 | 0.53 | 2.50 | |
イニング | 96.1 | 51.1 | 97.1 | 17.0 | 18.0 | |
rWAR | 0.3 | 1.0 | 0.2 | 1.3 | 0.5 | |
fWAR | 2.0 | 0.7 | 0.5 | 0.4 | 0.7 |
驚いた事に今年先発登板した投手は計6人。
しかもタナー・ホークが3登板しかしておらず、残りの5人で残りの試合を投げているのでローテーションは上手く回っている様です。
ちなみに世界一になった2013年と2018年は先発登板した投手はそれぞれ11人だったみたいです。
ほぼ怪我無しでローテが回っている事が今年のボストンの快進撃の要因の一つなのでしょうね。
にしても昨年の成績から今年これほど活躍するなんて全く予想できませんでした。
トレードデッドラインの頃にはJD・マルティネスがそれなりに打って、売り手になっていればいいなーって考えていましたからね(笑)
今後はトレードで先発を獲得するのかどうか。
トレードで獲得できるだけの手駒がいるのかはわかりませんが。
次回はリリーフ編です。
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