フレディ・フリーマン(2020)
- 投打:右投・左打
- ポジション:ファースト
- 所属:アトランタ・ブレーブス
2007年のドラフト2巡目(全体78位)でATLに指名。
2010年にMLBデビューをし、そこから大きな怪我も少なく安定して試合に出場し続ける。
『アトランタの明るい未来』と言われていた時期の中心メンバーで、他にC・キンブレル、A・シモンズ、J・ヘイワード等がいた。
キャリア11年で打率.300以上は5回で、.280以上だと8回記録。
本塁打は30本超えは2回記録し、20本塁打超えだと7回記録している。
ややアッパー気味のフォームだがライナーの打球が多く、どちかといえばバットコントロールに優れた中距離打者と言える。
選球眼が良く、BB%は3年目から10%以上を毎年記録し、K%は三振が多かった2016年を除けばほぼ平均レベルとしている。
一塁守備では柔らかいグラブ捌きで守備評価は高いが、指標的には守備範囲が狭いのでそこまで高くは出ない。
2017年には自身の怪我やチーム事情で一時期三塁を守った。
2020はシーズン開幕前にコロナにかかるが開幕に間に合い、自身初のシーズンMVPを獲得する活躍をした。
では査定
2020年成績
60試合 .341(214-73) 二塁打:23 三塁打:1 本塁打:13 打点53 盗塁:2
出塁率.462 長打率.640 OPS.1.102
対右打率.373 対左打率.245 得点圏打率.423
盗塁成功率:100%(企画2・成功2) UBR:-0.6 UZR 1B:3.1
- チャンスB
- 対左投手G
- ラインドライブ
- 広角打法
※過去2年間含め得点圏打率のが高い
※過去2年間含め対左投手の打率のが圧倒的に悪い
ライナーの比率も高く、安打の約半分がライナー性
2020年13HR中逆方向に4HR
2019年38HR中逆方向に11HR
(60試合制なので昨年の成績も参考)
短縮シーズンの中での高打率ではありましたが『対左投手G』もあるのでミートはAの手前のB79にしました。
打撃は全体的に少し盛ってます。
今年は失策1つも昨年少し守備率が悪かったのでバランスをとりました。
弾道2のPHか弾道4のラインドライブで迷いましたが最終的には後者にしました。
- シーズンMVP:1回(2020年)
- シルバースラッガー 一塁:2回(2018年、2020年)
- ゴールドグラブ賞 一塁:1回(2018年)
- WBC出場 カナダ(2017年)
ATLを代表する選手。
知った当時は守備型の選手ってイメージ。
一塁手としてグラブ捌きが本当に好きな選手です。
以外に守備指標悪くてショックだったのを覚えてます(笑)
2017年に3Bを守ると知った時は物凄い衝撃でした。
でもコンバートに成功したらフリーマンの選手としての価値が上がると思ったのですが、ロスター事情だったのが残念です。
ゴールドグラブ、シルバースラッガーというタイトルは獲得しているのですが、主要タイトルは今回のMVPが初だったので良かったです。
アトランタが勝負を仕掛けた2013年に優勝出来なかったのは残念ですが、解体から近年は再びチームも浮上しているので、フリーマンがいる内にアトランタには世界一になって欲しいです。