プロスペクトとは?
プロスペクトとは「有望株」、日本で言うところの「期待の若手」という意味です。
本当は海外のサイトとか見るのも良いですが、今回は気軽にプロスペクトの情報を仕入れる事が出来る方法を2つ紹介したいと思います。
Slugger
有名なのは日本で発売されている雑誌『Slugger』です。
画像は2020年版で2021年はおそらく5月号として出るはずです。
プロスペクトランキングトップ100の選手を順番に紹介しているので、今どの若手が期待されているのかがわかります。
一言メモもありますし、手元に置いておくのにピッタリな1冊となっております。
・デメリット
紹介文はりますが、情報量的には少し少な目に感じます。
結構ふんわりとした感じで書かれており、その選手の長所のツールはわかるのですが、全体的なツールがどういった感じかはわからない事が多いです。
2020年の5月号は『未来予想図』という個人的に『Slugger』で好きな企画もあります。
どういった内容かというとおおまかに今シーズンのロスターがわかり、各選手の大まかな契約内容も確認できます。
また、2年後、4年後、6年後の各ポジション(投手は先発4人・抑え1人)予想も見れます。
その予想図には球団のプロスペクトが入ってくるので、個人的にはとても夢がある企画となっています。
ただ、この予想図通りにはほぼいかないではありますが、プロスペクトへの期待値等がわかります。
数年後に見返してみると懐かしさを感じるので毎年購入しています。
ちなみに今年の『未来予想図』は発売されております。
ただ残念な事にこの雑誌が発売されてからいろんなトレードが発生しているのが残念な点ではあります。
例 アレナド、バウアーの移籍
Far East Division Prospect Handbook
どのくらい有名なのかはわかりませんが、個人的にオススメなのがAmazonの『kindle書籍』にある『Far East Division Prospect Handbook』です。
恐らく自費出版な雑誌だと思いますが、とてもマニアックな内容となっています。
『Slugger』がトップ100人の紹介でしたが、この作品は各球団20人、つまり計600人の選手を紹介しています。
本当に凄いですよね。
各球団20人のランキングは著者の評価で構成されているので、海外のサイトの評価とは違う部分はありますが、個人的に気になる事は無かったです。
投手だと投げる球速が書かれている事もあるので、全くデータがない選手とかはお世話になっております。
選手紹介もわかりやすく、良い点や課題点等も書かれており、また得意なツール、課題なツールもあるので個人的には『Slugger』より実用性はあると思います。
この内容で500円なのは凄いですよね。
・デメリット
わかりやすく紹介されているのと、得意・課題ツールはありますが、全体的に各ツールがわからない事があるのは仕方のない事。
ただ情報量が多いのでそこまで気にする必要はないかもしれません。
ただ、1番のデメリットが最新が『2019』となっており、今のところ最新版が出るかはわかりません。
売上が少ないのか、まとめる作業が大変なのか。
2020年はコロナもありましたし、その影響があったのかもしれませんね。
もう1つ一部の人にはデメリットになると思いますが、電子版しか無いっぽいのです。
ですので紙の媒体が良いという人にはデメリットになるかと思います。
個人的な要望は最初のページに全体ランキングトップ50と各ポジションのトップ10はあるのですが、選手ページにランクインしているならその順位を付け足してほしいです。
後は各ツールの20-80を添えていただければ……とかなり高い要望を書いているなと(笑)
『Slugger』でしたら書店に行って立ち読みで内容がわかるのですが『Far East Division Prospect Handbook 2019』は電子版なので全体のチェックが出来ないのが残念な点ではあります。
一応サンプルはありますけどね。
私も同じ様な理由で最初は購入をためらっていましたが、Twitterに『Amazon Kindle Unlimited』の3ヵ月99円キャンペーンが流れてきて、確認したら対象作品でしたので会員になって読み、内容が気に入ったので購入しました。
まだ『Kindle Unlimited』を試した事がないのでしたら初月無料でいつ解約してもOKなのでそれを利用して内容を確認してみてはどうでしょうか?
結構無料で読める作品が多く、個人的にはなかなか良いサービスではないかなと思います。
無料期間がすぎると自動で月額980円のコースになるので解約のタイミングには注意してください。
ただ、980円払ってもいいサービスだと思います。
今回は気軽にプロスペクトの情報を知る方法を2つ紹介しました。
もちろん1番は海外のサイトを見るのが1番ですが、日本語で読みやすいのも大事ですからね。